【技術紹介】AIを活用したピッキングルートの最適化
特許出願中物流業界の少量多品種化が進み、ピッキング作業の効率は悪化の傾向にあります。個々の最短ルート探索から全体の最適化に運用を切替えることで、効率改善を行ないます。
概略
AIが各作業者のピッキング経路を予測し、衝突や渋滞を回避し効率良く作業するための最適経路を指示します。
技術のポイント
- アルゴリズム(※IHIエスキューブ独自)の適用は、新規の設備投資が不要
- エッジコンピューティングと最適解共有で、IT資源を最小としながらリアルタイム性・拡張性を確保
一般技術との比較
AI導入の結果
アルゴリズム適用時と非適用時におけるピッキング時間を比較したところ、全ての日において、アルゴリズム適用による作業時間の短縮が確認されました。 また、このアルゴリズムにはまだまだ改善の余地が残されており、更なる効率向上が期待できます。