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TOP MESSAGE

IHIグループ唯一の
デジタル技術のプロ集団として、
さまざまな社会課題の解決に
挑戦しつづける。

代表取締役社長 加藤 格

社会の発展にデジタル技術をもって
貢献する企業の一員として。

 「技術をもって社会の発展に貢献する」。これはIHIグループが、長い歴史の中で変わらず受け継いできた経営理念です。その中で私たちIHIエスキューブは社会の発展に「デジタル」という技術をもって貢献する企業。ジェットエンジンの生産プロセス、エネルギープラントの数値シミュレーション、巨大な橋梁の建設現場、自動倉庫の管理システムなど、多岐にわたるIHIグループの事業分野において、ものづくりの高度化や製品・サービスの付加価値の向上に、デジタル技術を駆使して取り組んでいます。
 私自身の話になりますが、30歳の頃、JAXA(当時のNASDA)に出向し国際宇宙ステーション(ISS)の仕事に携わるチャンスを得ました。ISSの技術情報を管理し活用するシステムの開発を、IHIエスキューブの仲間たちとともに取り組むことになったのです。ISSの3次元モデルをNASAや欧州の宇宙局であるESAとも協力して整備し、軌道上での挙動の可視化や宇宙飛行士の訓練などに活用できるようにしたのです。あの時、パソコンのディスプレイや室内のスクリーンに映っていた3次元モデルが、その後宇宙空間で形になっていく姿を見たときに感じたワクワク感と達成感は生涯忘れることはないでしょう。

ものづくり企業から
デジタル先進企業への
転換期。

 いま、世界の情勢は大きく変化しています。エネルギーや自然環境など、地球規模で取り組む社会問題が山積みとなっている一方、その解決につながる可能性を秘めたデジタル技術も急速に進化しています。加えて、こうした変化は、IHIグループのビジネスにも「大きな変革」をもたらそうとしているのです。
 脱CO2に向けた資源・エネルギーのバリューチェーンの構築、人々が安全・安心に暮らせるための防災・減災の仕組みづくり、さらに、それらを支える新たな時代の製品開発やものづくりプロセスの実現など、まさにIHIグループは成長に向けた大きな転換期にあるといえるでしょう。そして、その転換を成長につなげていく重要な手段が、デジタルによる事業の変革「DX:デジタルトランスフォーメーション」です。
 IHIグループが社会の発展にこれからも貢献し続けていくために、これまでのものづくり企業から、これからの時代に相応しい「デジタル先進企業」として生まれ変わっていく。それがIHIエスキューブの社長を務める私の思いであり、大きな夢です。IHIエスキューブは、IHIグループ唯一のデジタル技術のプロ集団として、これからもさまざまな社会課題の解決に向けチャレンジしていきます。

新しい仲間にはとくに
「チャレンジ」と「感謝」を心がけてほしい。

 最後に学生の皆さんへ。IHIエスキューブには、「基本は人 スピード チャレンジ 感謝」という、すべての社員が大切にしている行動規範があります。これからIHIエスキューブで一緒に仕事をする仲間たちには、この中でもとくに「チャレンジ」と「感謝」を心がけてほしいと私自身は思っています。
 将来に向け、自ら目標を設定しながら果敢に「チャレンジ」する意欲、そして、ともに働く仲間たちと支え合い、「感謝」の気持ちを大切にする誠実で思いやりのある心を大切にしてください。IHIエスキューブの企業理念や使命、行動規範に共感し、興味を持った人は、ぜひ、私たちの新たな仲間として、ともによりよい社会づくりに取り組んでいきましょう。