各種制御系のラピッドプロットタイピング開発 〜制御・計測〜
システム概要
近年、自動車・航空機・宇宙など各分野における制御系システム開発では、設計段階において制御対象/制御装置をモデル化し仮想空間で試作検証するラピッドプロトタイピング手法による開発が、納期・コスト・品質面から注目されています。
当社では、従来から実績のある制御系のモデリング、シミュレーションおよび実装制御装置の製作にいたる開発工程を、MATLAB/Simulink(注1)を利用したラピッドプロトタイピング手法が適用可能なモデルベース制御系開発システムとして新たに構築しました。
モデルベース制御系開発システムのご提供のほか、本開発システムを用いた実装制御装置の開発から現地調整までを一括してお引き受けすることが可能です。
- MATLAB/Simulinkを利用した制御対象/制御装置のモデル化
- モデル化した制御対象/制御装置による仮想空間での試作による妥当性検証
- 別途開発のリアルタイム制御装置(注2)を用いた最速100マイクロ秒の高速処理によるHILS
- リアルタイム制御装置には表示用画面構築ツール(注3)を標準装備

注1) MATLAB/Simulinkは、The MathWorks,Inc.が開発した科学技術計算ソフトウェアで、MATLABプロダクトファミリ
と呼ばれる様々なモジュール群から構成され、データ解析、シミュレーション、ビジュアライゼーション、
プログラミングなどを行うことが出来ます。
注2) リアルタイム制御装置(Real-Time Workshop対応)は、A&D社が開発したDSPシステムを採用しています。
注3) 表示用画面構築ツールは、A&D社が開発したバーチャルコンソールを採用しています。
注2) リアルタイム制御装置(Real-Time Workshop対応)は、A&D社が開発したDSPシステムを採用しています。
注3) 表示用画面構築ツールは、A&D社が開発したバーチャルコンソールを採用しています。
適用事例:大型風洞設備の中央制御装置更新工事
某研究機関殿が所有する大型風洞設備の中央制御装置が老朽化したため、その更新を行うことになり、現場に残される既存の各種制御装置の機能分析を行った上、更新する中央制御装置の機能の最適化を計る必要がありました。
このため、設計段階で現場の各種制御装置と更新する中央制御装置を含めたモデル化を行い仮想空間による試作検証を繰返す制御系開発システム手法を適用しました。その結果、開発期間は3ヶ月弱で済み、しかもシステム開発で起りがちな現場調整段階におけるソフトウェアの追加、改造等も無く、高い性能、品質を確保することが出来ました。
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