株式会社IHIエスキューブ
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ニュースリリース 2012

レーザー式現合管設計システム「Smart Lock On」の販売開始
~配管の接合部分をレーザー計測器により、3次元表示と自動図面化を実現~
2012年 10月10日

IHIエスキューブ(以下「IS3」)と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(本社:東京都港区、社長:蔵原成実、以下「IHIMU」)は、このほどレーザー式現合管設計システムを開発・実用化し販売を開始しました。 なお、本製品の商品名は「Smart Lock On」(スマート ロック オン)です。

プラント建設現場、ビル建築現場、造船現場などにおいては、各種配管を現場で計測して現場合わせで接続する「現合」と呼ばれる工程があります。 一般的な現合は配管のフランジ間で実施されますが、その際のフランジには面倒れやボルト孔位置合わせの考慮など、現合部分の採寸には経験豊富な作業者が欠かせませんでした。 また採寸後は工場で仮現合管を製作し、現場に運び込んで取り合い確認と微調整を施したのち、再度工場に持ち帰って本現合管を製作する、という非効率的な手順を踏んでいました。

レーザー式現合管設計システム「Smart Lock On」は、この現合部分の採寸に小型軽量のレーザー計測器を用いることでフランジ面間を簡単・高精度に計測することができます。
また計測データをソフトウェア処理することで、現合管の3次元図面化を可能にしました。本システムの導入により、高精度で効率的な現合工程が実現できます。

<システム概念図>
レーザー式現合管設計システム概念図

<特長>
  • ・計測器が小型軽量で持ち運びが容易
  • ・簡単設置・簡単操作で特別なトレーニングは不要
  • ・計測結果から配管の経路を自動計算
  • ・3D形状表示によりその場で形状確認
     編集ならびに形状データの出力も可能
  • ・現合管製作図面を自動作成

製品ページ
レーザー式現合管設計システム「Smart Lock On」

IS3とIHIMUは、「Smart Lock On」を国内と海外に向けて積極的に販売活動を展開していきます。

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